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顔・耳・めまいの症状・疾患

耳鳴りの原因と整体・マッサージ

耳鳴りは、整体・マッサージが症状の改善に効果的な施術方法です。
主に、マッサージのように、耳鳴りの原因となっている緊張している筋肉を指で押して、筋肉の緊張を緩めるような施術が効果的です。
また、耳鳴りが起こる原因を理解し、その原因を改善することも、整体・マッサージの施術を受けるのと同時に大切なことです。

耳鳴りの症状とメカニズム

耳鳴りの男性のイラスト

耳鳴りは、「キーン」と高い音が聞こえる場合や、「ジー」と低い音が聞こえる場合が多く、人によって聞こえ方は違います。
耳鳴りは、耳の奥の音を感知する内耳という器官に異常がある場合や、音を感知する聴神経や脳の異常で起こる場合があります。また、内耳の異常で発症するメニエール病も耳鳴りの原因になります。
それらが原因でない場合は、肩こりなどによる、首や耳の周りの筋肉の緊張が原因で耳鳴りを起こしている場合があります。

耳鳴りは、一度耳鼻科などの医療機関で検査を受けたほうがいいです。医療機関での検査の結果、耳の奥の音を感知する内耳の異常や、聴神経や脳の異常の場合は、医療機関で治療が行われると思います。
メニエール病の場合は、医療機関で処方される薬などの治療をしながら、整体・マッサージの施術を受けることをおすすめします。
医療機関での検査で異常がなく、原因がはっきりとわからない場合は、肩こりなどによる、首や耳周りの筋肉の緊張が原因になっている場合が多いため、整体・マッサージの施術が効果的です。

耳鳴りの原因にもなる、肩こり・メニエール病の原因と整体・マッサージは、別のページで紹介しています。
この先は、首や耳の周りの筋肉の緊張が原因で起こる耳鳴りについて詳しく紹介します。

耳鳴りの原因と改善方法

耳鳴りを治す近道は原因を理解する

</p> <p>首や耳周りの筋肉の緊張で起こる耳鳴りの原因
  • 普段から首がこっている。

  • 気が付くと、何もしていないときでも首や肩に力が入っており、首の後ろだけでなく、首の前の筋肉も張っている。

  • 歯を食いしばる癖があり、耳の前の顎周りの筋肉が緊張している。

などの原因が考えられます。
原因をしっかりと見極め、改善できるところは改善して、首や耳の周りの筋肉が緊張しない姿勢や動作を理解することが大切です。

原因を理解できたらそれを改善する

</p> <p>首や耳周りの筋肉の緊張で起こる耳鳴りの改善方法
  • 日常生活での姿勢や動作を改善して、首や肩の筋肉に負担がかからないようにする。

  • 首や肩に力が入っているときは、肩甲骨や首を回したりして、リラックスするように心がける。

  • 普段から意識して、歯を食いしばっていると気づいたときには、それを改善する。

などの改善方法があります。
ご自身でいろいろと試しながら、自分にあった改善方法を見つけることが大切です。

耳鳴りの原因となる筋肉

耳鳴りの症状の原因となる筋肉は、首や顎の筋肉の中で、4種類あります。

頭板状筋(とうばんじょうきん)

頭板状筋のイラスト

頭板状筋は、首にある頚椎の下部から斜め上に伸びて、頭蓋骨に付いている筋肉です。
画像の『ポイント』(首の外側の頭蓋骨に近いところ)は、耳鳴りの原因になります。
頭板状筋の下には、耳の中にある音を感知する内耳に血液を送る血管が通っているので、頭板状筋が緊張すると血液の流れが悪くなり、耳鳴りの原因になります。

</p> <p>頭板状筋の『ポイント』(首の外側の頭蓋骨に近いところ)が元となる耳鳴りの原因
  • スマホを見るときに下を向いて画面を見ると『ポイント』の部分にある筋肉が常に引っ張られて伸ばされた状態になり、硬くなる。

  • パソコンの画面を見るときに猫背の姿勢になると、首を前に突き出した状態になります。
    横から見ると頭が肩よりも前に出ている姿勢になることで、『ポイント』の部分にある筋肉が常に収縮して緊張する。

などの原因があります。

後頭下筋群(こうとうかきんぐん)

後頭下筋群のイラスト

後頭下筋群は、首にある頚椎の上部と頭蓋骨の境目にある筋肉です。身体の表面からは触れることが難しい、奥深いところにあります。左右合わせて8つの小さな筋肉が密集しています。
画像の『ポイント1』『ポイント2』(首と頭蓋骨の境目)は、耳鳴りの原因になります。
後頭下筋の下にも、耳の中にある音を感知する内耳に血液を送る血管が通っているので、後頭下筋が緊張すると血液の流れが悪くなり、耳鳴りの原因になります。

</p> <p>後頭下筋群の『ポイント1』『ポイント2』(首と頭蓋骨の境目)が元となる耳鳴りの原因
  • パソコンの画面を見るときに猫背の姿勢になると、首を前に突き出した状態になります。
    その状態で首を反って顎を前に出した姿勢になることで、『ポイント1』『ポイント2』の部分にある筋肉が収縮して緊張する。

  • 上を向く作業が多いため、『ポイント1』『ポイント2』の部分にある筋肉が収縮して緊張する。

などの原因があります。

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)

胸鎖乳突筋のイラスト

胸鎖乳突筋は、耳たぶの裏にある乳様突起(にゅうようとっき)という骨の出っ張りから出て、斜め前方に降りていき、鎖骨に付いている筋肉です。
画像の『ポイント』(耳たぶの後ろ斜め下)は、耳鳴りの原因になります。
筋肉が固くなっているところを押すと、耳の中にズーンと響く感じがあり、耳に関わる疾患で反応がでる筋肉です。

</p> <p>胸鎖乳突筋の『ポイント』(耳たぶの後ろ斜め下)が元となる耳鳴りの原因
  • 普段から猫背で、首が前に出るような姿勢になっており、気が付くと、何もしていないときでも首の前側に力が入っているため、『ポイント』の部分にある筋肉が緊張する。

などの原因があります。

咬筋(こうきん)

咬筋イラスト

咬筋は、顎の外側から耳の前方の頭蓋骨までの間にある筋肉です。
画像の『ポイント』(耳たぶの前)は、耳鳴りの原因になります。
筋肉が固くなっているところを押すと、耳の中にズーンと響く感じがあります。

</p> <p>咬筋の『ポイント』(耳たぶの前)が元となる耳鳴りの原因
  • 普段から歯を食いしばる癖があるため、『ポイント』の部分にある筋肉が緊張する。

  • 寝ているときに歯ぎしりをするため、『ポイント』の部分にある筋肉が緊張する。

などの原因があります。

耳鳴りの整体・マッサージ

施術方法

上記の耳鳴りの原因となる4種類の筋肉の中から、問診や触診により、耳鳴りの原因になっている筋肉を的確に見つけ出します。
そしてその筋肉に、筋肉の繊維に対して垂直でまっすぐに指をあて、筋肉の繊維を傷つけないように、「痛気持ちいい」と感じる快適圧で押してマッサージします。胸鎖乳突筋と咬筋は、耳の奥にズーンと、気持ち良く響くくらいの強さでマッサージします。そうすると、筋肉の緊張が緩和され、血流が良くなり、耳鳴りが軽減されます。
患者様によって快適に感じるマッサージの強さが違うため、患者様とコミュニケーションを取りながら、一人一人に合ったマッサージを提供することが大切です。

首と顎のマッサージは、仰向けでマッサージします。
首と顎の筋肉は、一つ一つの筋肉が細く、何種類もの細かい筋肉が密集しているため、施術者は、細かい筋肉を判別して押すことができる、中指か人差し指を使ってマッサージします。
細かい筋肉を意識しながら施術することで効率良く症状を改善させることができます。

施術頻度

施術の頻度は症状によって異なります。

  • 症状が強い場合は、初めは週に2・3回施術できるといいです。

  • 症状が軽い場合は、初めは週に1回施術できるといいです。

施術を続けると症状が改善してくるので、経過をみながら施術の頻度を少なくしていきます。

当院では、整体・マッサージの施術時間を10分 1,800円〜、時間を自由に決めることができ、施術時間を+10分延ばすごとに、+1,800円で施術します。

鍼治療を併用して施術効果を高める

整体・マッサージだけでも効果はありますが、鍼が苦手でなければ、整体・マッサージと鍼を併用して施術をするとより効果があります。
鍼は、整体・マッサージでは届かない身体の奥の筋肉に直接アプローチができ、より筋肉の緊張が緩和され、血流が良くなります。
患者様と相談をしながら、整体・マッサージのみで施術をするか、鍼も併用して施術をするかを決めていきます。

当院では鍼の自費施術は、本数を1~5本 1,800円〜、本数を自由に決めることができ、本数を+2本増やすごとに、+900円で施術します。
鍼は続けて施術をする場合、健康保険を使って施術することができます。健康保険を使うことで、自費施術よりも料金を安く抑えることができます。

まとめ

以上のことから、首や耳の周りの筋肉の緊張が原因になっている耳鳴りを治す近道は、症状が現われた原因をしっかりと見極め、改善できるところは改善して、首や耳周りの筋肉が緊張しない方法を理解することが大切です。
ご自身でいろいろと試しながら、自分にあった改善方法を見つけることが大切です。

耳鳴りの原因となる筋肉は、首の筋肉の中で、4種類あります。
耳鳴りの原因となっている筋肉を見つけ出し、筋肉の繊維に対して垂直でまっすぐに指をあて、筋肉の繊維を傷つけないように、「痛気持ちいい」と感じる快適圧で押してマッサージします。胸鎖乳突筋と咬筋は、耳の奥にズーンと、気持ち良く響くくらいの強さでマッサージします。そうすると、筋肉の緊張が緩和され、血流が良くなり、耳鳴りが軽減されます。
施術の頻度は症状によって異なります。

整体・マッサージだけでも効果はありますが、鍼が苦手でなければ、整体・マッサージと鍼を併用して施術をするとより効果があります。

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