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顔・耳・めまいの症状・疾患

メニエール病の原因と整体・マッサージ

メニエール病は、整体・マッサージが症状の改善に効果的な施術方法です。
主に、マッサージのように、メニエール病の症状の原因となっている緊張している筋肉を指で押して、筋肉の緊張を緩めるような施術が効果的です。
また、メニエール病の症状が起こる原因を理解し、その原因を改善することも、整体・マッサージの施術を受けるのと同時に大切なことです。

メニエール病の症状とメカニズム

めまいの男性のイラスト

メニエール病は、耳の奥の内耳という平衡感覚を感知する器官があるところに、リンパ液のむくみができます。その結果、平衡感覚が乱れ、耳の症状を伴います。

  • ぐるぐると目の前が回るような回転性のめまい

  • 難聴

  • 耳鳴り

  • 耳閉感

などの症状が現われます。

メニエール病が疑われる場合には、一度耳鼻科などの医療機関で検査を受けたほうがいいです。患者様の症状を確認しながら必要な場合は、耳鼻科を御紹介します。
医療機関で処方される薬などの治療をしながら、整体・マッサージの施術を受けることをおすすめします。

めまい・耳鳴りの原因としては、首の筋肉が緊張することがめまい・耳鳴りの原因になることがあります。
首の筋肉の下には、内耳に血液を送る血管が通っているので、首の筋肉が緊張して血流が悪くなると内耳の働きが悪くなります。内耳の働きが悪くなることで、めまいや耳鳴りを起こすことがあり、メニエール病の症状を悪化させます。

めまい・耳鳴りの原因と整体・マッサージは、別のページで紹介しています。

メニエール病の原因と改善方法

メニエール病を治す近道は原因を理解する

</p> <p>メニエール病の原因
  • ストレスや心身の疲労の蓄積

  • 睡眠不足や食生活の乱れ

  • 首の筋肉の緊張

などの原因が考えられます。
原因をしっかりと見極め、改善できるところは改善して、日常生活を送ることが大事です。

原因を理解できたらそれを改善する

</p> <p>メニエール病の原因の改善方法
  • 日常生活では無理をせず、リラックスする。

  • 栄養バランスの取れた食事をとり、睡眠時間を確保し、規則正しい生活を送る。

  • 日常生活での姿勢や動作を改善して、首の筋肉に負担がかからないようにする。

などの改善方法があります。
ご自身でいろいろと試しながら、自分にあった改善方法を見つけることが大切です。

メニエール病の症状の原因となる筋肉

メニエール病の症状の原因となる筋肉は、首の筋肉の中で、4種類あります。

頭半棘筋(とうはんきょくきん)

頭半棘筋のイラスト

頭半棘筋は、首の少し下の背骨からまっすぐ首にある頚椎に沿って上に伸び、頭蓋骨に付いている筋肉です。
頭半棘筋の下には、耳の奥にある内耳という平衡感覚を感知する器官に血液を送る血管が通っているので、頭半棘筋が緊張すると血液の流れが悪くなり、メニエール病の症状の原因になります。

</p> <p>頭半棘筋が関わるメニエール病の症状の原因
  • パソコンの画面を見るときに猫背の姿勢になると、首を前に突き出した状態になります。
    その状態で首を反って顎を前に出した姿勢になることで、頭半棘筋が収縮して緊張する。

  • 上を向く作業が多いため、頭半棘筋が収縮して緊張する。

などの原因があります。

頭板状筋(とうばんじょうきん)

頭板状筋のイラスト

頭板状筋は、首にある頚椎の下部から斜め上に伸びて、頭蓋骨に付いている筋肉です。
頭板状筋の下にも、内耳に血液を送る血管が通っているので、頭板状筋が緊張すると血液の流れが悪くなり、メニエール病の症状の原因になります。

</p> <p>頭板状筋が関わるメニエール病の症状の原因
  • スマホを見るときに下を向いて画面を見ると頭板状筋が常に引っ張られて伸ばされた状態になり、硬くなる。

  • パソコンの画面を見るときに猫背の姿勢になると、首を前に突き出した状態になります。
    横から見ると頭が肩よりも前に出ている姿勢になることで、頭板状筋が常に収縮して緊張する。

後頭下筋群(こうとうかきんぐん)

後頭下筋群のイラスト

後頭下筋群は、首にある頚椎の上部と頭蓋骨の境目にある筋肉です。身体の表面からは触れることが難しい、奥深いところにあります。左右合わせて8つの小さな筋肉が密集しています。
後頭下筋の下にも、内耳に血液を送る血管が通っているので、後頭下筋が緊張すると血液の流れが悪くなり、メニエール病の症状の原因になります。

</p> <p>後頭下筋群が関わるメニエール病の症状の原因
  • パソコンの画面を見るときに猫背の姿勢になると、首を前に突き出した状態になります。
    その状態で首を反って顎を前に出した姿勢になることで、後頭下筋群が収縮して緊張する。

  • 上を向く作業が多いため、後頭下筋群が収縮して緊張する。

などの原因があります。

胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)

胸鎖乳突筋のイラスト

胸鎖乳突筋は、耳たぶの裏にある乳様突起(にゅうようとっき)という骨の出っ張りから出て、斜め前方に降りていき、鎖骨に付いている筋肉です。
画像の『ポイント』(耳たぶの後ろ斜め下)は、メニエール病の症状の原因になります。
筋肉が固くなっているところを押すと、耳の中にズーンと響く感じがあり、耳に関わる疾患で反応がでる筋肉です。

</p> <p>胸鎖乳突筋が関わるメニエール病の症状の原因
  • 普段から猫背で、首が前に出るような姿勢になっており、気が付くと、何もしていないときでも首の前側に力が入っているため、『ポイント』の部分にある筋肉が緊張する。

などの原因があります。

メニエール病の整体・マッサージ

施術方法

上記のメニエール病の症状の原因となる4種類の筋肉の中から、問診や触診により、メニエール病の症状の原因になっている筋肉を的確に見つけ出します。
そしてその筋肉に、筋肉の繊維に対して垂直でまっすぐに指をあて、筋肉の繊維を傷つけないように、「痛気持ちいい」と感じる快適圧で押してマッサージします。胸鎖乳突筋は、耳の奥にズーンと、気持ち良く響くくらいの強さでマッサージします。そうすると、筋肉の緊張が緩和され、血流が良くなり、メニエール病の症状が軽減されます。
患者様によって快適に感じるマッサージの強さが違うため、患者様とコミュニケーションを取りながら、一人一人に合ったマッサージを提供することが大切です。

首のマッサージは、仰向けでマッサージします。
首の筋肉は、一つ一つの筋肉が細く、何種類もの細かい筋肉が密集しているため、施術者は、細かい筋肉を判別して押すことができる、中指か人差し指を使ってマッサージします。
細かい筋肉を意識しながら施術することで効率良く症状を改善させることができます。

施術頻度

施術の頻度は症状によって異なります。

  • 症状が強い場合は、初めは週に2・3回施術できるといいです。

  • 症状が軽い場合は、初めは週に1回施術できるといいです。

施術を続けると症状が改善してくるので、経過をみながら施術の頻度を少なくしていきます。

当院では、整体・マッサージの施術時間を10分 1,800円〜、時間を自由に決めることができ、施術時間を+10分延ばすごとに、+1,800円で施術します。

鍼治療を併用して施術効果を高める

整体・マッサージだけでも効果はありますが、鍼が苦手でなければ、整体・マッサージと鍼を併用して施術をするとより効果があります。
鍼は、整体・マッサージでは届かない身体の奥の筋肉に直接アプローチができ、より筋肉の緊張が緩和され、血流が良くなります。
患者様と相談をしながら、整体・マッサージのみで施術をするか、鍼も併用して施術をするかを決めていきます。

当院では鍼の自費施術は、本数を1~5本 1,800円〜、本数を自由に決めることができ、本数を+2本増やすごとに、+900円で施術します。
鍼は続けて施術をする場合、健康保険を使って施術することができます。健康保険を使うことで、自費施術よりも料金を安く抑えることができます。

まとめ

以上のことから、メニエール病を治す近道は、症状が現れた原因をしっかりと見極め、改善できるところは改善して、日常生活を送ることが大事です。
ご自身でいろいろと試しながら、自分にあった改善方法を見つけることが大切です。

メニエール病の症状の原因となる筋肉は、首の筋肉の中で、4種類あります。
メニエール病の症状の原因となっている筋肉を見つけ出し、筋肉の繊維に対して垂直でまっすぐに指をあて、筋肉の繊維を傷つけないように、「痛気持ちいい」と感じる快適圧で押してマッサージします。胸鎖乳突筋は、耳の奥にズーンと、気持ち良く響くくらいの強さでマッサージします。そうすると、筋肉の緊張が緩和され、血流が良くなり、メニエール病の症状が軽減されます。
施術の頻度は症状によって異なります。

整体・マッサージだけでも効果はありますが、鍼が苦手でなければ、整体・マッサージと鍼を併用して施術をするとより効果があります。

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