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太もも・膝・下腿の症状・疾患

足のむくみの原因とマッサージ

足のむくみは、マッサージが症状の改善に効果的な施術方法です。
マッサージジェルを付けて、足の先から身体の中心の方に向かって皮膚を滑らせるようにマッサージします。
足のむくみの原因となっている緊張している筋肉は、指で押して、筋肉の緊張を緩めるような施術が効果的です。
また、足のむくみが起こる原因を理解し、その原因を改善することも、マッサージの施術を受けるのと同時に大切なことです。

足のむくみの症状とメカニズム

足がむくんでいる女性のイラスト

足のむくみは、足に流れている血液やリンパ液の流れが滞ってしまい、足が腫れている状態です。

むくみが起こる身体の変化としては、

  • ふくらはぎやすねの筋肉が上手く使えてないことで筋肉が硬くなり、むくみが起こります。
    ふくらはぎやすねの筋肉を使うことで、筋肉が伸び縮みしてポンプの働きをし、筋肉の中を通っている血管やリンパを押し出して、心臓や身体の中心に血液やリンパ液を戻します。ふくらはぎやすねの筋肉が硬くなることで、血液やリンパ液が足に滞って足がむくみます。

  • また、食生活や内臓・血管の疾患により、血液の流れが悪くなったり、水分が身体の中に留まり、身体の外に排出できないことで足がむくむこともあります。

むくみがあると、

  • 足の重だるさを感じやすくなります。

  • 血液やリンパ液の流れが悪いことで、老廃物が溜まってしまい、足がつる原因にもなります。

  • 足のむくみがひどくなると、むくみで足にある神経を圧迫してしまい、足のしびれや痛みを引き起こすこともあります。

ふくらはぎやすねの筋肉が硬くなることで起こる足のむくみは、マッサージが効果的です。
食生活や内臓・血管の疾患による足のむくみは、一度専門医にみてもらったほうがいいです。患者様の症状を確認しながら必要な場合は、医療機関を御紹介します。 
専門医と相談をしながら、マッサージの施術を受けることをおすすめします。

足のむくみの原因と改善方法

足のむくみを改善するには原因を理解する

足のむくみの原因

  • 長時間の立ち仕事やデスクワークで同じ姿勢を続けることで、ふくらはぎやすねの筋肉が硬くなって足がむくむ。

  • 足が冷えることで、足の血流が悪くなり、足がむくむ。

  • 塩分の高い食べ物を摂りすぎると、身体の中の塩分濃度を下げようとして水分を身体の中に溜め込むため、足がむくむ。

  • 心臓・肝臓・腎臓の疾患により、血液の流れが悪くなったり、水分を身体の外に排出できなくなり、足がむくむ。

  • 足の静脈瘤により、足の血液の流れが悪くなり、足がむくむ。

などの原因が考えられます。
原因をしっかりと見極め、改善できるところは改善して、足がむくまない方法を理解することが大切です。

原因を理解できたらそれを改善する

足のむくみの改善方法

  • 長時間の立ち仕事やデスクワークで同じ姿勢を続ける場合は、仕事の合間に足首を曲げ伸ばしして、ふくらはぎやすねの筋肉を伸び縮みさせる。
    また、足を使うスポーツをする。

  • 冬の寒さで足元が冷える場合は、足元が冷えないように厚手のスボンを履いたり、ズボンの下にタイツを履いたりする。
    また、お風呂の湯船に長く浸かって足元を温める。

  • 夏のクーラーで足元が冷える場合は、短パンなどのふくらはぎを露出する格好ではなく、ふくらはぎが隠れるような格好にする。
    また、夏の暑い日でもお風呂の湯船に浸かるようにする。

  • 塩分の高い食べ物を摂りすぎないようにする。

  • 心臓・肝臓・腎臓の疾患や足の静脈瘤が疑われる場合は、専門医に相談する。

などの改善方法があります。
ご自身でいろいろと試しながら、自分にあった改善方法を見つけることが大切です。

足のむくみの原因となる筋肉

ふくらはぎやすねの筋肉が硬くなることで起こる足のむくみの原因となる筋肉は、2種類あります。

ヒラメ筋

ヒラメ筋のイラスト

ヒラメ筋は、膝裏の少し下から出て、ふくらはぎの内側と外側の両方を通り、途中でアキレス腱に変わり、かかとに付いている筋肉です。
ヒラメ筋の下には、ふくらはぎの裏を通って足の裏と指先まで続いている血管が通っています。
ヒラメ筋が硬くなると、その血管を圧迫して足のむくみの原因になります。

前脛骨筋(ぜんけいこつきん)

前脛骨筋のイラスト

前脛骨筋は、膝のお皿の少し下から出て、すねの骨の外側をすねの骨と平行に降りて行き、足の甲の親指寄りと足の裏の親指寄りに付いている筋肉です。
前脛骨筋の下には、すねの前側を通って足の甲と指先まで続いている血管が通っています。
前脛骨筋が硬くなると、その血管を圧迫して足のむくみの原因になります。

足のむくみのマッサージ

施術方法

ふくらはぎのオイルマッサージの写真

上記の足のむくみの原因となる2種類の筋肉の中から、問診や触診により、足のむくみの原因になっている筋肉を的確に見つけ出します。
そしてその筋肉に、筋肉の繊維に対して垂直でまっすぐに指をあて、筋肉の繊維を傷つけないように、「痛気持ちいい」と感じる快適圧で押してマッサージします。また、マッサージジェルを付けて、足の先から身体の中心の方に向かって皮膚を滑らせるようにマッサージします。そうすると、筋肉の緊張が緩和され、血液とリンパ液を身体の中心の方に戻すことができ、足のむくみが軽減されます。
患者様によって快適に感じるマッサージの強さが違うため、患者様とコミュニケーションを取りながら、一人一人に合ったマッサージを提供することが大切です。

ふくらはぎのマッサージは、基本的にはうつ伏せの姿勢でマッサージします。妊婦さんやうつ伏せになることができない内臓疾患をお持ちの方などは、横向きの姿勢でマッサージします。
施術者は親指を使ってマッサージし、ヒラメ筋のどの部分を押しているのかを意識しながら施術します。
また、マッサージジェルを付けて、施術者の手のひらを患者様の足に密着させながら、足の裏から身体の中心の方に向かって皮膚を滑らせるようにマッサージします。

すねのマッサージは、仰向けの姿勢でマッサージします。
施術者は親指を使ってマッサージし、前脛骨筋のどの部分を押しているのかを意識しながら施術します。
細かい筋肉を意識しながら施術することで効率良く筋肉の緊張を緩和させることができます。
また、マッサージジェルを付けて、施術者の手のひらを患者様の足に密着させながら、足の甲から身体の中心の方に向かって皮膚を滑らせるようにマッサージします。
むくみが起きているところを正確に把握しながら施術することで効率良くむくみを軽減させることができます。

施術頻度

施術の頻度は症状によって異なります。

  • 症状が強い場合は、初めは週に2・3回施術できるといいです。

  • 症状が軽い場合は、初めは週に1回施術できるといいです。

施術を続けると症状が改善してくるので、経過をみながら施術の頻度を少なくしていきます。

当院では、むくみマッサージの施術時間を10分 1,800円〜、時間を自由に決めることができ、施術時間を+10分延ばすごとに、+1,800円で施術します。

鍼灸治療を併用して施術効果を高める

むくみマッサージだけでも効果はありますが、鍼やお灸が苦手でなければ、むくみマッサージと鍼・お灸を併用して施術をするとより効果があります。
鍼は、むくみマッサージでは届かない身体の奥の筋肉に直接アプローチができ、より筋肉の緊張が緩和され、血流とリンパ液の流れが良くなり、足のむくみが改善されます。
お灸は、熱刺激で温めることによって、より血流とリンパ液の流れが良くなります。
患者様と相談をしながら、むくみマッサージのみで施術をするか、鍼やお灸も併用して施術をするかを決めていきます。

当院では鍼の自費施術は、本数を1~5本 1,800円〜、本数を自由に決めることができ、本数を+2本増やすごとに、+900円で施術します。
お灸の自費施術は、8個まで 1,800円~、個数を自由に決めることができ、個数を+1個増やすごとに、+200円で施術します。
鍼とお灸は続けて施術をする場合、健康保険を使って施術することができます。健康保険を使うことで、自費施術よりも料金を安く抑えることができます。

まとめ

以上のことから、足のむくみを治す近道は、むくみが現われた原因をしっかりと見極め、改善できるところは改善して、足がむくまない方法を理解することが大切です。
ご自身でいろいろと試しながら、自分にあった改善方法を見つけることが大切です。

足のむくみの原因となる筋肉は2種類あります。
足のむくみの原因となっている筋肉に、筋肉の繊維に対して垂直でまっすぐに指をあて、筋肉の繊維を傷つけないように、「痛気持ちいい」と感じる快適圧で押してマッサージします。また、マッサージジェルを付けて、足の先から身体の中心の方に向かって皮膚を滑らせるようにマッサージします。そうすると、筋肉の緊張が緩和され、血液とリンパ液を身体の中心の方に戻すことができ、足のむくみが軽減されます。
施術の頻度は症状によって異なります。

むくみマッサージだけでも効果はありますが、鍼やお灸が苦手でなければ、むくみマッサージと鍼・お灸を併用して施術をするとより効果があります。

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